top of page
新明国上教会 元旦祭 行事 大祭 初詣 御綱 御綱式 初祈祷 祈祷 祈願 初祈願

元旦祭

新明国上教会 元旦祭 初詣 御綱式 御綱 祈祷 祈願 初祈祷

<初参り>

午前 0時の神降ろし後、自由に参拝できます。

<御綱式>

午前 0時より行われる御綱式行事後より、天地の心様から下がる御綱につかまることができます。
御綱につかまることによって、旧年に感謝し、今年一年間がよりよい年となりますよう参拝します。

 

<初祈祷>

午前10時初祈祷には、家内安全、商売繁盛、心願成就等の祈願札のご用意があります。
開運の大祈祷にお出かけなされて、年頭の大計をお立てください。

【御綱式について​】

本堂正面の天井には、この神殿に役目星の心様がくだっている事をあらわすため、上部に星形をかたどり、その下に白と赤と黒の三色で組になる布が六ヶ所に下がっております。
御綱式とは元旦の午前三時に、そのうちの一条を、教主が中心となり全教師が御法に基づいて、白、赤、黒の三つの心をより合わせて一本の綱とする儀式の事をいいます。
初詣には、この天地の心様の御綱につかまり、
『とうねんこころどし とうろくだい』
という「旧年に感謝し、ご本尊様に当年よりのご守護を謹んでお願いいたします」と念じるための経文を唱えて、一心のこころで参拝します。

【初詣の豆知識】

「初詣のいわれ」と「お参りする時の作法」

新年に初めて神社に参拝することを初詣といいます。
本来、初詣は「恵方(えほう)参り」と言われ、その年の縁起のいい方角の神社にお参りしていました。
恵方とは陰陽道(おんみようどう)で、その年の干支(えと)にもとづいた最も縁起が良い方向のことをいいます。
つまり、その年の恵方の方角にある神社にお参りすると年神から福が与えられると考えられていました。

また、恵方とは反対に不吉な方角とされるのが「鬼門」です。
初詣は以前、元旦に限られたものでした。
今では松の内(1月7日)までに行けばいいということになっています。
また、最近では有名神社に集中する傾向が年々強くなり、氏神や産土神(うぶすながみ)または「恵方」という意識は薄れてきています。
「恵方」といえば、関西で始まったと言われていて、最近では全国区になりつつありますが、節分の日に「恵方」に向かって、無言で太巻き寿司を丸かぶりすると、一年間健康で幸せに暮らせるという風習みたいなものがあります。
<参考>
▼陰陽道(おんみようどう)
古代中国の陰陽五行説にもとづき、天文、暦、占いなどを説明するものです。
日本の場合は仏教や他の外来宗教と共に六世紀に伝わったとされており現在にいたるまで私たちの生活に様々な影響を与えています。
▼鬼門
陰陽道で鬼が出入りすると考えられている方角のこと。
「丑寅(北東)」にあたります。
▼産土神(うぶすながみ)
生まれた土地の守り神
▼十二支
子(ね)丑(うし)寅(とら)卯(う)
辰(たつ)巳(み)午(うま)未(ひつじ)
申(さる)酉(とり)戌(いぬ)亥(い)
▼十干
甲(きのえ)己(つちのと)乙(きのと)庚(かのえ)丙(ひのえ)
辛(かのと)丁(ひのと)壬(みずのえ)戊(つちのえ)癸(みずのと)
▼恵方
甲(きのえ)・己(つちのと)の年:東北東
乙(きのと)、庚(かのえ)の年:西南西
丙(ひのえ)辛(かのと)の年:南南東
丁(ひのと)、壬(みずのえ)の年:北北西
戊(つちのえ)、癸(みずのと):南南東

神様への御供


『鏡もち・お正月飾り』

鏡もちは元来、年神様へのお供えとした餅のことで、その形は「三種の神器」鏡・玉・剣を表しているといわれています。
鏡が餅、みかん(だいだい)が玉、干し柿が剣を表しています。
また、餅を二重に重ねているのは「重ね重ね」という願う気持ちを表しているとか、陰(月)と陽(太陽)を表しているとも言われています。
鏡もちの餅はかつて、もっと平たいものだったそうで、現在は中高になっています。
また、鏡もちの名前の由来の一つに、平たくて丸いことから鏡に似ているからこの名前がついたという説もあります。

『鏡もちの飾り方』

鏡もちの飾り方はそれぞれに意味があります。
裏白は長寿と夫婦円満、昆布は「喜ぶ」
だいだいは「代々栄える」
串柿「幸運を取り込む」
ゆずり葉(柏の葉)は「家系が絶えずに続く」(ゆずり木(柏)は新葉が成長してから旧葉が落ちる)
という縁起をかついだものです。 正式な鏡もちの飾り方は半紙を敷いた白木の三方に重ねた丸もちをのせ、そのまわりに橙(だいだい)裏白、昆布、ゆずり葉などと縁起物の海の幸と山の幸を飾ります。
一般のご家庭では、基本さえ押さえておけばアレンジは自由です。
三方に半紙を敷いて、大小のおもちをのせて、葉がついたみかんを置くだけでも十分です。
三方がなければ、四角いお盆を変わりに使ってもいいでしょう。

 

『飾る・とり払う時期』

お正月飾りの門松や鏡もちは12月13日から28日の間か30日にかざります。
29日は「苦」に通じる、31日は「一夜飾り」といって不吉を嫌いその日には飾らないことになっています。
お正月かざりは1月7日にはとり払います。
地方によっては10日、15日のところもあります。
一般的に元旦から7日までを「松の内」といいますが、松の内とは年神様がいる期間のことをいいます。
地方によっては松の内の期間もかわります。

 

『鏡開き』

お正月が終わると、1月11日にお供えしていた鏡もちをさげて、木づちでたたきわり、いただく行事「鏡開き」をします。
割ったもちはお汁粉や雑煮にしていただきます。

『鏡もちは切らないで「割る」「鏡開き」』

1月11日に、お供えしてあった鏡もちを手や木づちで割る正月行事鏡開きが行われます。
年神様にお供えした鏡餅をさげ、雑煮や汁粉をつくり、いただくことで1年間病気をしないといわれています。
この鏡開きは、もともと二十日に行われていたそうですが、江戸時代の初めに幕府が武家の具足開きの日を十一日に定めた事から、現代でも十一日に鏡開きを行うのが一般的になっています。
正月中に飾られていた鏡もちを割るということは大正月の終わりとその年の仕事始めを意味します。
道場では道場開き、商家では蔵開きをして蔵に供えた鏡餅を割って財産が増えることを祈ったそうです。
お正月の行事が終わり、新しい年の活動が始まることを意味したのです。
ところで、なぜ鏡開きというのかご存知でしょうか。
武家社会では「切る」「割る」という言葉は嫌われていました。

鏡餅を開く時には、切るにつながる刃物は使わないのが「しきたり」です。
また、「割る」という言葉もおめでたい時には縁起が悪いので使わなかったのです。
つまり、この忌みことばは縁起がわるいので、運を「開く」と言う意味をこめて鏡開きとしたそうです。

bottom of page